紙をつくる企業の責任として、ネピアは他社に先駆けて、2011年からいちはやくFSC®認証紙を採用しています。 また国内外で60万haの王子の森など、王子グループとして積極的に森のリサイクルに努めています。
ネピアは、世界最大規模の自然保護団体、 WWFジャパン(世界自然保護基金)とライセンス契約を結びました。 WWFとともに、森を守り森を育てる紙 FSC®認証紙の普及促進を広くアピールしてまいります。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、国連サミットで採択された「持続可能な開発目標」です。地球の環境を守り、世界中のすべての人がより良い未来を築くための17の目標を定めており、FSC®は社会や経済への好影響も含めた目標達成に寄与することを表明しています。
FSC®は、世界でもっとも広く認められている森林認証制度です。大切な自然を守るために、森林や木材が適切に管理されているかどうか、切った分の木をきちんと植えているか、などをチェックしています。
つまりFSC®認証マークがついている製品を選ぶことは、 世界の森林を守り育てる活動を応援すること。
日々の買い物が、持続可能な森の未来につながるのです。
※FSC®はForest Stewardship Council®の略。日本では「森林管理協議会」と呼ばれています。
王子グループは、自ら森を保有し、植林活動を行っています。日本国内で保有する森は総面積約19万haにもなります。
自慢じゃありませんが、民間では最大規模。
世界でも1971年にマレーシアで活動をスタートさせ、今やその活動は約41万haに広がっています。国内外合わせると、広さは東京都の約2.75倍にあたる面積にもなります。
十分に育った木を伐採し、資源として活用し、そこに新たに木を植える。これを繰り返すことで、持続可能な森を次の世代に受け継いでいきます。
さまざまな生物が生息する王子グループの国内天然林。そのうち12,000haが環境保全林として管理されています。それには、絶滅危惧種に指定されている日本最大の淡水魚イトウが棲む北海道・猿払川流域の森も含まれています。
生物を守る活動は海外でも。キウイの保護活動(ニュージーランド)に協賛したり、希少種ムトゥンの繁殖・飼育活動(ブラジル)に参加したり、世界中で約15,000人が、森を守り、育てる活動に取り組んでいます。