コラム
大公開!トイレットロール製造過程
2024.10.29コラム
皆さんは、普段何気なく使用しているトイレットロールがどのように作られているか、ご存知ですか?
トイレットロールはほとんどの人が毎日使用する身近な存在ですが、どこからくるのかを考える機会は、きっと多くはないかと思います。そこで今回は、トイレットロールの製造過程をご紹介します。
まずはトイレットロールの原料について。
木の中でも成熟して二酸化炭素の吸収量が減ったものや、建物に使用する製材を取った余りから、木のかけらである「木材チップ」を作ります。
その木材チップを窯で煮ていき、木の繊維をほぐすことで、紙の原料となるふわふわのパルプが出来上がります。
続いて、紙をつくる抄紙(しょうし)工程です。
ここからは、王子ネピア苫小牧工場での製造過程の写真とともにご紹介します。
いくつかのパートからなるこの工程をかなりの速度で進んでいき、トイレットロールの巨大原紙が出来上がります。苫小牧工場では、1分間におよそ1,200メートルもの速さで原紙が作られています。