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nepia 千のトイレプロジェクトの東ティモール支援の取り組みは続いています。
2008年の開始以来、多くのみなさまのご支持をいただき、毎年のキャンペーンでは目標を超える寄付金額を達成。2020年9月現在、61村の408集落で23,000を超えるトイレの建設を計画しています。5歳未満児の子どもの下痢がかなり減少したという現地からの報告もあり、プロジェクトの成果が表れつつあります。
2021年3月31 日までにバウカウ県の10村で屋外排泄根絶(ODF)を達成し、2,075世帯の13,450人に安全で衛生的な暮らしの環境を提供します。また、ODF宣言に至るまでの活動計画のモデルを作成します。
バウカウ県は、東ティモールではディリ、エルメラに次いで3番目に人口が多い県です。バウカウ県の人口123,203人は6郡にある59村の286集落で暮らしています。世帯数は22,976世帯、そのうち4,127世帯の戸主が女性であり、改善されたトイレのある家は38.4%まったくトイレが使えない人が14,153人となっています。
2008年以来13年間の活動は確実に成果につながっております、国内の全域でトイレの普及・屋外排泄の習慣根絶の機運が高まっています。
ネピアが支援するユニセフの活動は、屋外排泄の根絶にとどまらず、さらなる衛生意識の向上や衛生環境全般の改善へと進んでいく予定です。