東ティモール民主共和国は、2002年5月に独立したアジアで一番若い国です。人口はおよそ127万人。国土面積は約14,000平方キロメートル。美しい海に囲まれたこの国は、18歳未満の人口が国民の約50％と若々しい活気にあふれていますが、独立前後の混乱で、もともと乏しかった国内のインフラに激しい打撃を受け、特に、農村部では保健や教育などの基本的なサービスが十分に行き届いていません。建国以来、国際社会の協力を得ながら国づくりが進められています。主要な産業は農業で、輸出向けの特産品としてコーヒーの栽培に期待が寄せられています。また、東ティモールの文化のひとつとして、伝統的な民族舞踊があります。