nepia 千のトイレプロジェクト2010

視察レポート

2010年6月上旬、プロジェクト開始以来4回目となる東ティモール視察を実施しました。2008年にはじめて視察に訪れたときには、まだ独立後の混乱による国の傷跡がいたるところに残っていましたが、年々、街は活気を帯びてきていることを肌で感じると同時に、いまだ農村部では衛生の問題を抱えていることも実感する視察になりました。
今回の視察には、社内公募制度によって選ばれた王子ネピアおよびグループ会社の3名が、「CSRサポートスタッフ」として同行。いままでの支援によって実現したトイレのある暮らしや、トイレづくりの様子、衛生の問題を抱える村の現状などを視察しました。また、2つの小学校では、王子ネピアが日本国内で実施している「うんち教室」を、CSRサポートスタッフが自ら行い、子どもたちに衛生的な生活の大切さを伝えました。
さらに、大統領府を表敬訪問、ノーベル平和賞も受賞されているジョゼ・ラモス・ホルタ東ティモール民主共和国大統領にお会いし、東ティモールの人々の、このプロジェクトへの強い期待と感謝を感じることができました。

CSRサポートスタッフ3名の声を収めた動画はこちらからご覧いただけます。

CSRサポートスタッフ レポート

Message ムービー

CSRサポートスタッフ制度について

王子ネピアは、2010年より、自社が取り組む社会貢献活動を社員一丸となって推進すべく、社内公募による「CSRサポートスタッフ制度」を新設しました。希望者から選ばれた一般社員が、プロジェクトの視察メンバーとして東ティモールを訪問。自分の目で見てきた現地の様子を、日本国内の「うんち教室」などの活動を通じて、伝えていきます。