東ティモール視察レポート

事前視察レポート

私にとって、2回目の東ティモール視察が無事終了しました。
1回目の昨年は、”初めて”ということもあり、過度の緊張で出発前から体調に異変が出るなど
今思えば、”無駄な気疲れ”が多かったように思います。
今年は、いつの間にか「”名ばかり”リーダー」に仕立て上げられ、それなりのプレッシャーの中での渡航となりました。

「全日快晴」だった昨年の渡航とは異なり、今年は毎日のようにスコールを体験しました。
通常ならこの時期、乾季になっているそうですが、
東ティモールでも”異常気象”が起きているようで、乾季と雨季の境がなくなっているとのことでした。
恐ろしいことです。

視察の内容についての詳細は、各レポートでご紹介しておりますので、ここでは触れませんが今回の渡航で、最も強く感じた事は「繋がり」です。

トリガリングの現場の見学、トリガリング参加経験者のインタビューを経て、「東ティモールの村のみなさんの、変わろうとする勇気」や「意識変化したことへの感謝の気持ち」を目の当たりにしました。
それらを引き出したのは、現地で活動しているスタッフのみなさんです。根気よく、丁寧に指導している姿は本当に頭が下がる思いでした。
その現地スタッフと日本からの支援の橋渡しをしてくれるのが、日本ユニセフ協会さん。
この活動をカタチにしてくれるのが、プロジェクトメンバーのみなさん。
そして何といっても、この活動を支えてくださっているのは、共感していただいているたくさんの日本のみなさんです。

みなさんの想いが、4,700を超える「トイレ」というカタチになり、子どもたちの死亡率改善にもつながっている…。
「トイレができてうれしい!」と応えてくれた現地の方の笑顔には、数え切れないほどの「繋がり」があるんですよね。

そしてその現地の方の笑顔は、現地スタッフ・日本ユニセフ協会・そして私たちプロジェクトメンバーを笑顔にしてくれる。素晴らしいことですよね。本当に。

このたくさんの笑顔が、共感してくださった日本のみなさんに届けられるよう、努めていきたいと思います。そして、みなさんも笑顔になってくれたら・・・うれしいです。

最後に・・・
今回は、スコールによって突然出来た「川」や「倒木」によって道を阻まれたり、移動車が2回も故障したり、体調を崩すスタッフがでたり(私もそのうちの一人です・・)、大小さまざまなトラブルがありましたが、今回もプロジェクトに賛同していただき、同行いただきましたプロジェクトメンバーのみなさんが、この「”名ばかり”リーダー」を多方面で支えてくださり、無事、視察を終える事ができました。

古賀さん、紀晴さん、小野さん、会田さん、並河さん、直さん、怜子さん、夢衣さん、辻井さん、五十嵐さん、丸山さん、奥野さん、今さん、斎藤さん

みなさん、本当にありがとうございました!

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