ホーム > nepia 千のトイレプロジェクト2009 : 2009年の取り組み
贈呈式レポート
2010年3月8日、王子ネピア株式会社、および財団法人日本ユニセフ協会は、nepia 千のトイレプロジェクト2009の寄付金を、日本ユニセフ協会に寄付する贈呈式を行いました。
左から林、早水専務理事、久木田代表
nepia 千のトイレプロジェクト2009は、みなさまから多くの応援とご協力をいただき、ユニセフへの寄付金額は、目標を大きく上回る、24,413,914円となりました。
寄付金は、2010年3月8日、ユニセフ東ティモール事務所の久木田代表、日本ユニセフ協会の早水研専務理事へ、弊社社長林より贈呈させていただきました。
贈呈先: 贈呈先:ユニセフ(国際連合児童基金)
贈呈日: 2010年3月8日
贈呈額: 24,413,914円(この内の一部は2009年4月に先行寄付されています)
寄付金使用用途:
(1) 1,000以上の家庭用トイレ建設
(2) 5つの学校でのトイレと給水設備の建設または修復
(3) 衛生に関係する病気を減らすために求められる適切な衛生習慣の普及活動
現地では、2009年4月に先行寄付した資金(1,000万円)を元に、活動は実施されており、すでに、リキサ県に120、アイレウ県に426の家庭用トイレが建設されました(2010年3月現在)。残りの家庭用トイレと給水設備も備えた5校の学校用トイレは、最終の支援金をもとに、2010年9月の完成を目標に、4月から建設が開始される予定です。現地ではトイレ建設と合わせ、衛生習慣の普及・定着のための啓蒙活動やコミュニケーション活動も、現在、幅広く実施されています。
また、贈呈式の後には、これまでの活動を振り返ると共に、今後の取り組み姿勢などを共有する、社内報告会を実施致しました。報告会では、早水専務理事から、ユニセフの活動を企業との連携の視点でご説明いただき、久木田代表からは、東ティモールでのユニセフの活動内容についてご説明、ご報告いただきました。
久木田代表 |
早水専務理事 |
特に、弊社が支援している「水と衛生に関する支援活動」については、まだまだトイレや給水設備が不足していることや、「nepia 千のトイレプロジェクト」の支援で衛生環境が整ったエリアでは、子どもたちの健康状態に改善がみられていることなどをご報告いただきました。
また、本プロジェクトについて、東ティモール政府からも、高い評価をいただいていることなども、合わせてご報告いただきました。
早水専務理事、久木田代表のご報告を受け、本プロジェクトによる支援の成果が、現地で形となり、東ティモールの子どもたちの健康や生活の改善に大きな貢献を果たしていることを、改めて強く実感することができました。
弊社では、今後も日本のお客様の想いとともに、全社一丸となって社会貢献活動に取り組み、継続してまいります。
引き続き、プロジェクトへの応援をどうぞよろしくお願いします。