nepia 千のトイレプロジェクト2011

2011年の取り組みと目標

2011年は、屋外排泄根絶コミュニティの結成に取り組みます。

2011年、プロジェクトは4年目へ。屋外での排泄を根絶するために、包括的な衛生についてのコミュニティ中心のアプローチ(CATS)を導入します。東ティモールの人々が衛生的な生活を送れるよう、衛生促進の活動を続けていきます。

※©UNICEF/Timor-Leste

2011年の目標は、農村部における適切な衛生習慣の普及と定着。

農村部であるアイレウ県、エルメラ県の2県に住む1,000世帯の住民が公平かつ継続的に安全な飲み水や衛生的なトイレを手に入れ、適切な衛生習慣を身につけること。16の集落で屋外排泄根絶(ODF)の環境を整え、1,000世帯以上が改善されたトイレを使えるようにすること。さらには、トイレの普及率が低い農村部の1,000世帯以上の人々が、より良い衛生習慣についての知識を得るようにすることを、目標にしています。

衛生習慣を促進する指導者を育成。

NGOやコミュニティの指導者に、衛生習慣促進のためのトレーニングを実施します。トレーニングを受けたスタッフは対象地域で、トイレの必用性を啓蒙し、トイレづくりの指導や衛生習慣の改善にあたります。

教材を利用した学校の衛生促進。

小学校では教員が授業の一環として、ポスターやリーフレット、フリップチャート、参加型農村開発(PRA)エクササイズに関連した各種資料や教材を使いながら、衛生促進活動を行います。

コミュニティは、メディアで衛生促進。

屋外排泄根絶やトイレの必用性など、衛生促進についての情報を、地元メディアを通じて発信します。この活動に関しては、ユニセフの広報スタッフが技術的な支援を行います。