nepia 千のトイレプロジェクト2010

進捗レポート

2011年1月7日、 nepia 千のトイレプロジェクト2010の支援先であるユニセフ東ティモール事務所 久木田代表と、日本ユニセフ協会 早水専務理事に弊社に来訪いただき、弊社代表取締役社長 佐田より寄付金の贈呈式を行いました。

nepia 千のトイレプロジェクト2010は、みなさまから多くの応援とご協力をいただき、ユニセフへの寄付金額は、目標を大きく上回る、24,249,587円となりました。また、ユニセフから、この支援に対する感謝状も贈られ、さらに現地でのプロジェクトの進行状況や、今後の展望についてなどの意見交換なども行われました。

贈呈内容および東ティモールでの具体的支援活動

贈呈先:
ユニセフ(国際連合児童基金)
贈呈日:
2011年1月7日
贈呈額:
24,249,587円(この内の一部は2010年4月に先行寄付されています)
寄付金使用用途:
(1) 1,000以上の世帯でのトイレづくりの支援
(2) 5つの地域や学校での給水設備の整備
(3) 衛生に関係する病気を減らすために求められる適切な衛生習慣の普及活動

ユニセフからプロジェクトへ感謝状が贈られた

プロジェクトの報告・意見交換会

現地では、2010年4月に先行寄付した資金(1,000万円)を元に、活動は実施されており、エルメラ県、アイレウ県の村では、すでにコミュニティ(住民)が主体となって衛生的な習慣を身につけ、屋外での排泄を根絶するアプローチが進められています。

贈呈式の後の報告・意見交換会では、ユニセフ東ティモール事務所 久木田代表より「この4、5年の間に、5歳児未満の死亡率が半減しました。さまざまな要因がありますが2008年から始まったnepia 千のトイレプロジェクトも確実にその要因のひとつです。ただ、まだまだ、特に農村部ではトイレが足りない、という問題もあります。村人たちが自発的にトイレをつくるように意識をチェンジしていくことで、もっともっと多くのトイレを生み出したい。日本の方々とともに、このプロジェクトを進めて、さらに多くの笑顔をつくっていきたいと考えています。」と現地での成果と今後の課題についてご報告をいただきました。

弊社では、今後も日本のお客様の想いとともに、全社一丸となって社会貢献活動に取り組み、継続してまいります。