nepia 千のトイレプロジェクト2010

プロジェクト2010 成果報告

プロジェクト第3フェーズ(2010年キャンペーン実施)のトイレづくりが完了しました。
第3フェーズ以降のプロジェクトでは、地元で手に入る素材を使い、資材提供に頼らず自分たちの意思でトイレをつくるCLTS (Community Led Total Sanitation)という手法を用いて実施されています。
CLTS実施初年度となったこの年度のプロジェクトは、例年より長い雨季や、2012年に実施された大統領選挙、議会選挙などの影響で、プロジェクトが遅延しましたが、ようやく予定されていたトイレづくりの活動が完了しました。

プロジェクト成果報告

1.1,208の家庭用トイレが完成

目標数以上の家庭用トイレが建設され、30の集落が屋外排泄の根絶を宣言しました。

コミュニティ
(準村・集落)
トリガリングが
行われた回数
建設された
トイレの数
1 Berelisu Faturasa Remexio Aileu 2 27
2 Fatulau 1 48
3 Caitasu 1 29
4 Raimerahei 2 46
5 Bereliurai Fahisoi 1 37
6 Mautoba 1 65
7 Deruhati 1 38
8 Leroisa Asumau 1 34
9 Fatumenarao 1 23
10 Aimerahu 1 11
11 Borhei Humboe Ermera Ermera 2 87
12 Hatali 1 69
13 Poeana 2 80
14 Dirlau 1 41
15 Tatoli/Aitura Estado 3 64
16 Moris Mesak 3 74
17 Railakan 2 29
18 Tasaquina 2 60
19 Saramata 1 39
20 Indao Lulik 1 3
21 Lihmo 1 23
22 Sinai 1 7
23 Huitaso 1 22
24 Hamrik Metin 1 6
25 Colao Haburas 1 6
26 Corosao de Jesus 1 38
27 Mane-Muno   Ulumera Bazartete Liquica 1 84
28 Mane-Mori 1 53
29 Nauner 1 47
30 Neran 1 18
合計 40 1208

2.コミュニティの給水設備や学校の衛生施設、5つを建設/修復

学校やコミュニティが共同で利用する給水設備などの施設を5カ所、建設または修復しました。

3.衛生促進活動

農村の1,000以上の世帯と5校の小学校に通う子どもたちに、よりよい衛生習慣についての教育や啓発を行いました。

第3フェーズのプロジェクトも、目標を上回るトイレが完成いたしました。
みなさまの応援、ご協力、ありがとうございます。

今後も、第4フェーズ以降のプロジェクトの進捗をレポートしてまいります。