nepia 千のトイレプロジェクト2010

進捗レポート

2011年4月
ユニセフ・東ティモール事務所から、完成したトイレの写真が届きました。

撮影された場所は、2010年度プロジェクト第1フェーズの支援対象村のうちの一つ、エルメラ県フンボエ(Hum Boe)村。この村の4つのコミュニティの434世帯のうち、 これまでトイレがなかった277世帯でトイレづくりが進められました。村人が自分達で計画を立て、材料を用意し、作り上げた新しいトイレ。様々な素材で囲いがつくられていたり、独自の工夫が施されていたりと、大切に使われている様子がうかがえます。トイレの周りには、たくさんの笑顔があふれているようです。

完成したトイレの外観。しっかりとした囲いがついています。

囲いに布やビニールシートを使う世帯もあるようです。

トイレの内部の様子。

便器やコンクリートの水槽を取り付けた世帯もあるようです。

床に竹を敷いたり、手洗い用のタンクを取り付けたり、それぞれに工夫が見られます。

ポリタンクを使った手洗い場。竹を使った手洗い場。

現地では2010年度プロジェクト第2フェーズのトイレづくりも始まりました。
対象となる村や、世帯数などは次回のレポートでご報告いたします。

※文中の全ての写真:(c)UNICEF/Timor-Leste/2011